広東の裁判所が全国の約3分の1の知的財産権案件の裁判を終了...
5月31日、中国広東省第13期人大常務委員会第43回会議が同省の裁判所の知的財産権裁判作業状況に関する報告を審議した。 報告によると、2018年から今年4月まで広東省の裁判所は各種知的財産権案件69万8000件を受理し、66万9000件の裁判を終了した。この数字は全国の約3分の1を占めている。内訳は、知的財産権民事案件66万件、刑事案件9386件、行政案件235件である。 重点産業...
中国最高裁判所が『最高裁判所のブロックチェーンの司法活用の強化に関する意見』を公布...
2022年5月25日、中国最高裁判所は『最高裁判所のブロックチェーンの司法活用の強化に関する意見』(以下、『意見』という)を公布した。 近年、中国の裁判所はブロックチーン技術の司法分野での活用を強力に推進し、裁判所の司法ブロックチェーンプラットフォームを設立している。司法ブロックチェーンによる証拠保存は22億条以上であり、証拠の保存、インテリジェ...
中日韓類似群コード対応表(ニース国際分類[第11-2022版]対応)の公表について...
中国国家知識産権局(CNIPA)、日本国特許庁(JPO)、及び韓国特許庁(KIPO)は、商標分野の協力協定に基づき、商標登録出願するユーザーの利便性向上のため、2022年6月13日に、ニース国際分類[第11-2022版]に対応した中日韓類似群コード対応表を公表した。 類似群コードとは、商標審査において互いに類似と推定される商品・役務をグルーピングしたコードであり、出願す...
2021年中国知的財産権保護状況白書が正式に公布...
先頃、中国国務院新聞弁公室(The State Council Information Office)が記者会見を開き、2021年の中国知的財産権発展状況を紹介し、『2021年中国知的財産権保護状況』(以下、白書という。)を正式に公布した。白書によると、2021年に中国は知的財産権制度の構築、承認と登録、文化的構築及び国際協力などの面でいずれも前向きな進展を遂げた。 保護の効果の面で、2021年の中国知...
広州知的財産権裁判所 2021年の新規受理・裁判終了案件数が過去最多...
4月24日、第22回世界知的財産の日を迎えるに当たり、広州知的財産権裁判所が『広州知的財産権裁判所の知的財産権司法保護状況(2021年)』白書と十大典型的判例を発表した。 白書によると、2021年に広州知的財産権裁判所では裁判の質、効率が著しく向上し、新規に受理した案件は1万5244件、終了した案件は1万4297件、裁判官一人当たりの案件終了数は530件で、それぞれ前年...
北京 知的財産権侵害の懲罰的賠償に関する審理指南を公布...
北京市高等裁判所が4月25日に記者会見を開き、『知的財産権侵害民事案件の懲罰的賠償の適用に関する審理指南』と懲罰的賠償適用の典型的判例を公布し、知的財産権侵害民事案件の懲罰的賠償適用の基準を更に規範化させ、知的財産権の司法保護を法により強化した。 審理指南は51条からなり、懲罰的賠償の適用要件、算定方法など実体と手続きにかかわる問題について具...