国家工商総局の于法昌氏スポークスマンは8月12日、2015年に中国の商標出願数が287.6万件で14年連続世界一となり、今年6月現在の商標保有量が市場主体一万軒あたり1389件であると述べた。
同日行われた第二回中国・アセアン工商フォーラムの記者会見において、于スポークスマンは次のように語った。商標ブランドの発展状況は国の経済活力のバロメーターとなる。「一帯一路」戦略の実施において、商標ブランド事業を重視することは、海外における企業の知的財産権の展開の拡大とともに権利保護メカニズムの健全化による中国ブランドの海外進出のガード、国際的有名ブランドの育成による中国ブランドの国際競争力と影響力の向上にもプラスとなる。
第二回中国・アセアン工商フォーラムは「商標ブランドの保護と発展」をテーマに、今年9月12日に広西省南寧市で開催された。中国とアセアン各国の政府と企業の代表者が各国の商標ブランドの保護と発展の最新情報について検討し、商標分野での協力を一層促進し、商標ブランドの保護を強化して、中国・アセアン間の互恵・ウィン・ウィンの経済貿易協力の成果を共有することについて意見交換を行った。