国家版権局は8月16日に「剣網2016」キャンペーン第一弾で摘発されたオンライン権利侵害・海賊版案件を公表した。

　今回公表された8件のオンライン権利侵害・海賊版重点案件は、江蘇蘇州「風雨文学ウェブサイト」による著作権侵害容疑案件、重慶「269小説ウェブサイト」による著作権侵害容疑案件、四川双流「軽之国度」・「軽之文庫」ウェブサイトによる著作権侵害容疑案件、広西南寧「皮皮小説ウェブサイト」による著作権侵害容疑案件、重慶「8・06」林某某などによる著作権侵害容疑案件、重慶「熱血栄耀」（赤月版）によるネットゲーム著作権侵害容疑案件、北京「憶夢春田」など6つの淘宝ネットショップによる著作権侵害容疑案件、江蘇鎮江「10・26」権利侵害品・コピー品製造販売案件であり、ネット文学作品とゲームソフトウェアに関する著作権侵害やネットにおける海賊版製品販売など各種案件をカバーしている。

　今年7月、国家版権局、国家インターネット情報弁公室、工業・情報化部及び公安部は、共同で『「剣網2016」オンライン権利侵害・海賊版取締りキャンペーンについての通知』を発行し、次のような作業目標を定めた。許可を得ずにネットで文学作品、映画・テレビ、ニュースなどの作品を不法に伝播する権利侵害・海賊版行為を重点的に取り締まり、関係権利者の合法権益を保護する。特にスマートフォンのアプリ（APP）、電子商取引プラットフォーム、オンライン広告連合、家庭経営のシアター（映画バー）などの手段を利用した権利侵害・海賊版を重点的に取締り、オンライン著作権の正常な秩序を守る。オンライン音楽、クラウドストレージ、ネット上のニュース転載に関する著作権秩序を一層規範化させ、良好なネット著作権環境を作り上げる。

 現在、国家版権局はオンライン権利侵害・海賊版案件の手がかり950件余りについて初歩的な取り調べを行っているが、関係権利者や多くの公衆には「剣網2016」キャンペーンを引き続き支援し、不法な著作権侵害行為を次の宛先まで積極的に通報してほしい。

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