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農業部:中国の農産物商標が累計200万件超

時間:2016-09-09

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   先頃、農業部市場・経済情報司の唐珂司長(訳注:日本の局長レベルに相当)は中国吉林ブランド農業ハイレベルフォーラムで、2015年に中国国家工商総局で農産物商標が前年同期比51.9%増の36.71万件登録され、2015年末現在で、累計205.61万件が登録されたと述べた。

 2015年末現在で、グリーン商品標識を有効利用した中国企業は累計9579社、製品は累計23386件であった。665箇所のグリーン食材標準化生産基地が作られ、面積は計1.69億ムー(土地の面積の単位で、1ムーは1/15ヘクタール(666.667㎡)に相当)に達している。中国21箇所の有機農産物モデル基地の面積は合計1000万ムーを超え、無公害製品と認証された農産物は78408点となっている。

 同氏によると、ここ数年、中国農産物のブランド化発展に関する政策環境は最適化されつつあるが、ブランド意識の弱さ、原動力の不足、ブランドの位置付けが不明瞭、ブランド評価・推薦システムの不調などの問題が生じている。次の段階では、政府、企業、社会の三つの力を合わせて、ブランド意識を向上させ、ブランド育成に力を入れ、ブランドの基礎をがっちりと固め、良好な発展環境を作り上げ、農業のブランド化レベルを全面的にアップさせなければならない。特に「インターネット+現代農業」が盛んになっている時代背景の下で、インターネット・テクノロジーを十分に活用し、情報共有、技術共有、資源共有という枠組みを構築する必要がある。