8月26日、中国知的財産権研究会、日本知財学会、韓国産業財産権法学会による共同主催の中日韓国際知的財産権セミナーが北京で開催された。中国国家知的財産権局(SIPO)の甘紹寧副長官は会議に出席して次のように述べた。東アジアの重要な三ヶ国として、中日韓はイノベーション促進と知的財産権保護において幅広く深遠な利益を共有しており、一方ではそれぞれ異なる新しい課題も抱えている。こうした新しい情勢の下で、中日韓三ヶ国の協力は新しいチャンスと新しいチャレンジに直面している。如何に自らの潜在力を掘り起こし、開発者と権利者にさらに良質のサービスを提供するかが、共に直面する課題である。
2010年に中国知的財産権研究会、日本知財学会及び韓国産業財産権法学会が友好協力関係を確立して以来、三者は頻繁に相互訪問し、中日韓の学術セミナーを毎年定期的に開催し、中日韓の知的財産権法制度、知的財産権戦略、知的財産権実務における注目問題などについて、実りのある交流や協力を行ってきた。三者協力の強化を通じて、各国の知的財産権産業の発展が推進されると共に、経済、科学技術、文化などの分野における中日韓三ヶ国の交流や協力に強い支持が与えられ、また大きな活力も注入されている。