イタリアミラノ現地時間9月20日午後、当所所長の馬浩が国際知的財産保護協会の国際総会で、国際知的財産保護協会会長に当選し、当協会設立120年にして初の中国からのトップリーダーとなった。
国際知的財産保護協会(英語名INTERNATIONAL ASSOCIATION FOR THE PROTECTION OF INTELLECTUAL PROPERTY,略称AIPPI)は1897年に設立された世界で初めて知的財産の発展と進歩に取り組む国際非政府組織(NGO)であり、国連の世界知的財産組織(WIPO)の最も主要な非政府系知的財産コンサルティング機関である。AIPPIの本部はスイスに置かれており、現在ヨーロッパ、北米、中南米、アジア、オセアニア及びアフリカを含む100余りの国と地域からの9000余名の会員を有し、全世界の63の国と2つの地域に部会が設置されている。
AIPPI中国部会は1982年に中国で最初に設立された知的財産協会であり、会員数は現在350名を超えている。2012年ソウルで開催された国際総会において、数カ国の部会による熾烈な競争の結果、中国杭州市が2020年AIPPI国際総会の招致に成功した。AIPPIの設立から120余年を経た後、初めて中国で国際総会が開催されることとなる。
馬浩所長の当選は、中国の知的財産事業の発展と進歩が国際社会の関心と認可を得たことを示し、また世界の知財界における中国の地位と影響力が更に向上し拡大していることを表しており、同時に中国の知財界と世界の知財界との疎通、交流及び協力の一層の促進に有益なことでもある。