先頃、世界知的所有権機関とコーネル大学などの機関で共同発表されたグローバル・イノベーション・インデックス2017で、中国は2016年の25位から22位に上昇した。上位25位の中でただ一つの中所得国である。専門家は、この結果はイノベーション駆動発展政策がもたらしたものであり、中国の「素晴らしいイノベーションパフォーマンス」を示すものだと述べている。
グローバル・イノベーション・インデックス2017は81の指標で世界127の経済国・地域のイノベーション力と計測可能な成果について評価している。指標体系における81の指標はそれぞれ制度、人的資本と研究、インフラ施設、市場の成熟度、商業の成熟度、知識と技術の産出額、創意の産出額など7分野に分けられている。
発表によると、中国はイノベーション力において先進国とのギャップを縮めた唯一の中所得国であり、すでに世界のイノベーションの先頭集団に躍進している。
7分野の指標のうち、中国は制度、人的資本と研究、インフラ施設、知識と技術の産出額、創意の産出額など五つの面においていずれも評価がアップした。
グローバル・イノベーション・インデックスは2007年より毎年発表され、今では最も重要な基準として、世界中の企業上層部、政策制定者などの間で利用されているという。