「世界海洋機器産業専利発展報告(2025)」が、このほど開催された第3回崖州湾知的財産フォーラムで発表された。報告書によると、現在までに、世界の海洋機器産業の有効専利件数は30.64万件に達し、国・地域別ランキングを見ると、中国の海洋機器産業の有効専利件数は約16.66万件で、世界全体に占める割合は54.4%に達している。韓国、米国、日本がそれぞれ2位、3位、4位となっている。
有効専利の保有量は、国の当該分野における専利力を反映しており、主要国の専利保有は現在の世界海洋機器産業の競争力の実態と基本的に一致している。報告書によると、中国の海洋機器産業の有効専利が、主に特殊船舶または浮体式プラットフォームの設計、自律型無人探査機(AUV)及びその付帯設備、船舶外部構造用部品または設備などの分野に分布している。過去10年間、中国の専利件数の増加は、世界の海洋機器産業の専利出願件数及び権利付与件数が全体の持続的な増加をもたらしている。
(出所 中国政府の通信社「新華社」の公式サイト)