最高裁 独占禁止民事訴訟に関する新たな司法解釈を公布...
中国最高裁判所が6月24日、『最高裁判所の独占禁止民事紛争案件の審理における適用法の若干問題に関する解釈』(以下、新たな司法解釈という)を公布した。新たな司法解釈は2024年7月1日より施行されている。 新たな司法解釈は、2012年5月公布の『最高裁判所の独占行為に起因する民事紛争案件の審理における法の適用の若干問題に関する規定』の全条項を引用、統合した...
人工知能、遺伝子技術、ライブ配信などに係る知的財産権保護規則の研究を強化...
中国国家知的財産権局などの9の部門が共同で『知的財産権保護体系構築プロジェクトの実施案』を公布した。2027年までに知的財産権保護体系と保護能力の現代化改革を着実に進め、知的財産権関連の法律・法規をより包括的で体系的なものとし、「厳格な保護」の政策と基準をより改善し、行政法執行と法的保護をより厳格にし、権利付与・確認をより高品質で効率的なも...
AIPPI国際総会 初の中国開催が決定...
中国国際貿易促進委員会と国際知的財産保護協会が主催し、杭州市政府とAIPPI中国部会が運営する2024年AIPPI国際総会が10月19日~22日に中国浙江省杭州市において開催される。127年前のAIPPI発足後、総会が中国で開かれるのは今回が初めてとなる。「知的財産権保護の均衡保護と革新・発展」をテーマとする今回の総会は、80以上の国・地域から1500人が出席すると見込まれてい...
検察庁 知的財産権案件の処理に「技術調査官」制度を導入...
このほど、浙江省寧波市鄞州区検察庁は「技術調査官」制度を試験的に導入し、知的財産権案件にある技術的問題究明のニーズに応じ、植物新品種、意匠、ビジネス経営などの分野から技術調査官として14人を募集し、「技術」と「法的手段」の両方を駆使して知的財産権検察業務の高品質の発展を推進するとした。 先頃、ある製造会社の営業秘密侵害案件において、同社の...
広州知的財産権裁判所が2023年の知的財産権の裁判状況を発表...
過去一年間に新規に受理した知的財産権案件は1万4000件以上、裁判終了したのは1万4100件以上で、それぞれ同期比で0.24%と9.86%増加し、訴訟開始前や訴訟手続の進行中に解決された紛争件数は同期比13.83%増の1万8000件以上で過去最高を更新したと広州知的財産権裁判所が発表し、2023年の知的財産権の裁判状況は業界から大きな注目を集めた。 強力な法的保護を提供 先端・重...
2023年中国の著作権登録数は892万件超...
中国国務院新聞弁公室(State Council Information Office of the People's Republic of China)が4月24日に記者会見を開き、2023年の中国の知的財産権強国建設の進捗について紹介した。データによると、同年の中国の著作権登録件数は892万件を上回り、同期比40.46%増であった。 中央宣伝部の著作権管理局責任者の湯兆志氏は、2023年に登録された著作権のうち、作品著作権の登録件数が同期比...