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知的財産権保護センターが新戦力を拡充

時間:2020-07-31

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先頃、中国(広州)知的財産権保護センター、中国(カラマイ)知的財産権保護センターの設立準備作業が始まった。これは国家知識産権局が2020年に設立を計画している6番目と7番目の知的財産権保護センターであり、また新型コロナウイルス感染症期間に遠隔調査に合格し、設立準備作業がスタートした保護センターでもある。

中国(広州)知的財産権保護センターは粤港澳大湾区(訳注:広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門両特別行政区によって構成される都市圏)に設立される6番目の保護センターであり、広東、深セン、佛山、珠海、汕頭などの地域の保護センターと一緒に大湾区東西両岸を挟む「真珠の首飾り」を形成し、ハイエンド設備製造産業と新材料産業を対象にスピーディな協同保護サービスを提供する。これは地域モデルとなる知的財産権保護の「高地作り」に資するものである。

中国(カラマイ)知的財産権保護センターは新疆ウイグル自治区及び国境付近に設立される初めての知的財産権保護センターで、シルクロード経済圏の中心に位置し、その影響は北アジア・中央アジアに及び、中国西部国境付近の地域における知的財産権の創造・保護・活用のレベルアップを促進し、石油の採掘・加工や新材料産業のイノベーション発展をサポートするに大きな意義を持つものである。

現在中国が既に設立または設立を計画している知的財産権保護センターは33ヵ所に上り、18省(自治区、直轄市)において新世代情報技術、ハイエンド設備製造、バイオ医薬、新材料など20以上の産業をカバーしている。