8月31日に行われた第十二期全人代常務委員会第二十二回会議で、国家発展・改革委員会の徐紹史主任が今年の国民経済と社会発展計画の実施状況を報告した。徐主任によると、過剰生産能力の削減について、7月末までに石炭は年間計画の38％、鋼鉄は年間計画の47％を達成した。また、経済成長の新たな原動力が急速に育っており、全国科学技術イノベーション大会が盛大に開催され、国家イノベーション駆動型発展戦略綱要が公布、実施されて、全面的なイノベーション革新が八つの地域で試行され始めた。科学技術のイノベーションが大きく飛躍し、スーパーコンピューター、量子通信、大型航空機など先端分野におけるイノベーションの成果が次々と現れ、今年1～7月の国内発明専利権利付与件数は49.5％も増加した。新産業、新業態、新経済モデルなどの新しい経済が急成長し、インターネット、ビッグデータ、モノのインターネットやバイオ・テクノロジーに基づく応用と革新が急速に広がり、伝統産業の改造とレベルアップが大きな進展を見せ、製造業企業の工場作業場のデジタル化、スマート工場の改造が加速し、モバイル決済、精密医療（プレシジョン医療）、共有経済（シェアリングエコノミー）が力強く成長し、上半期に戦略的新興産業の付加価値は11％増加した。