先頃、中国版権保護センター西南版権登録ホールが成都市高新区で正式に業務を開始した。これは中国版権保護センターが初めて北京以外に設置した直属の業務受理センターとなる。
同登録ホールには「一つのホール」と「二つのプラットフォーム」を設けている。「一つのホール」とは登録ホールで、「二つのフラットフォーム」とは中国デジタルオーディオビジュアル産業サービス支援プラットフォームと中国ゲーム産業サービス支援プラットフォームである。登録ホールでは、国内外の著作権登録、デジタル著作権登録、ソフトウェア著作権登録情報分析、著作権関連法律サービス、インターネットにおける監視・証拠取得、作品保管サービス、地域著作権産業研究コンサルティング、著作権価格評価コンサルティングサービス及び中国標準録音製品コーディングセンターにより発行されたオーディオビジュアル出版番号の申請・受領サービスと中国デジタル著作権登録支援サービスなどを含む中国版権保護センターで取り扱うすべての業務を処理することができる。
成都高新区管理委員会の関係責任者によると、西南版権登録ホールの設立運営は中国版権保護センターが国家版権公共サービスを重点地域に拡長する重要な試みであり、文化創造やデザインサービスなど新型のハイエンドサービス業の発展と実体経済との高度な融和を促進し、知財権出願審査制度の改善につながり、著作権のスピーディな登録ルートの試行的設立にもプラスとなる。