中国商務部が発表した最新のデータによると、今年1~5月、中国のサービス貿易赤字は昨年同期より2851.5億元減少し、44.9%減となった。知識集約型サービスの輸出入が急成長し、サービス輸出入貿易額の40%以上を占めている。知的財産権使用料の輸出入が急速に成長し、昨年同期より38.4%も増加した。通信・コンピューターと情報サービス、保険サービス輸出の伸び率も15%を上回った。輸入の面で比較的大幅な成長を見せた分野は電子通信・コンピューターと情報サービス、金融サービスで、それぞれ34.4%と15.9%増加した。
統計データによると、今年1~5月の中国のサービス輸出入貿易額は1兆8686億元で、同期比14.6%減となった。サービス貿易は一貫して中国対外貿易赤字の主な要因であるが、近年減少傾向にある。