知的財産権のイノベーション環境を一層改善し、知的財産権関係データに対する社会公衆及びイノベーション主体の需要に応え、社会公衆のデータ獲得の利便性を高め、知的財産権公共サービスのレベルを向上させるため、国家知識産権局がサービスを更に改善し、専利関連データの公開範囲を一層拡大した。
2019年11月20日より、国家知識産権局は専利データサービス試行システム(http://www.patdata.cnipa.gov.cn、以下、試行システムという)に中国発明専利の法的状態(リーガルステータス)に関する標準化データ、中国実用新案専利の法的状態に関する標準化データ、中国意匠専利の法的状態に関する標準化データ、中国専利拒絶不服審判の審決、中国専利無効審判の審決など5種類のデータを追加した。これで試行システムからダウンロードできるデータが34種類に増えた。詳細はシステムの『データ資源目録』をご参照ください。また、国家知識産権局はダウンロード帯域幅の倍増、データダウンロード速度の引き上げ、出願プロセスの簡素化、合意書の電子化などの措置を実施して試行システムサービスの改善を図っている。詳細は同システムの『データサービスフロー』と『データ利用契約』をご参照ください。