IP情報

News and Insights

商務部:中国知財権実施料・使用料の輸出入が今年9月までに同期比38.8%増の1680億元

時間:2017-12-04

分享到:

プリント

商務部ウェブサイトの情報によると、2017年1月から9月の中国のサービス貿易の輸出入総額は8.8%増の3兆4411億8千万元であった。うち、輸出が4.1%増の1兆470億4千万元、輸入が10.9%増の2兆3941億4千万元で、1兆3471億元の輸入超過となった。

商務部サービス貿易司の責任者は2017年1月から9月の中国サービス貿易の特徴を以下のように説明した。

一、新興サービス分野は、輸出入が今年からの急成長傾向を維持した。1月から9月、新興分野の輸出入額は同期比10.3%増の1兆495億3千万元であり、うち、輸出額は同期比8.5%増の5156億5千万元で、全体の成長率より4.4ポイント高い。分野別では、電子通信、コンピューター及び情報サービスの輸出入額が同期比25.2%増の2319億1千万元、知財権の実施料・使用料の輸出入額が同期比38.8%増の1680億元、メンテナンスサービスと個人文化・エンターテイメントサービスの輸出入額がそれぞれ同期比19.4%と同期比19.7%増加した。

二、伝統サービス分野の輸出入額は成長率にばらつきが大きい。伝統的なサービス(運輸、旅行、建築、加工サービス)の輸出入額は同期比7.9%増の2兆3653億7千万元であり、うち、運輸サービスは明らかに貨物貿易の伸びに牽引され、輸出入額が同期比17.9%増の6460億7千万元と大きな成長を見せた。一方、旅行は依然として中国のサービス輸出入の最大分野をキープしたが、その輸出入成長率は5%に大幅反落した。

三、輸出面では、金融サービスなどのような高付加価値のサービスの輸出が急成長した。金融サービスと知財権実施料・使用料の輸出はそれぞれ同期比16.7%増の171億8千万元と493%増の234億1千万元である。9月には上記二つのサービスの輸出額がそれぞれ157%増の39億1千万元と581%増の30億8千万元と、年度最高値をマークした。メンテナンスの輸出額は同期比20.4%増の293億4千万元で、9月の輸出額は58.8%増の39億9千万元であった。高付加価値サービスの輸出が急成長したことは中国の専門サービス業の競争力向上を示している。

四、輸入面では、電子通信・コンピューターと情報サービスなどの輸入が依然として高い水準を維持した。中国の知財権実施料・使用料が同期比23.4%増の1445億9千万元、電子通信、コンピューター及び情報サービスの輸入額が同期比73.5%増の946億8千万元で、伸び率は9ヶ月連続で47%~90%増であった。知財権実施料・使用料など分野の急成長は、供給側の構造的改革と製造業のモデルチェンジ・グレードアップに伴い、中国でのハイエンド生産サービスに対するニーズが持続的に高まっていることを表している。