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工商総局:今年第1四半期~第3四半期の新規登録企業数は一日平均1.65万社

時間:2017-12-04

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国家工商総局によると、今年第1四半期~第3四半期の中国の新規登録企業は同期比12.5%増の451万社で、一日平均1.65万社が新設された。大量の市場主体が現れており、特に多くのイノベーション型企業の活躍は「大衆創業・万衆創新」(訳注:大衆による起業、大衆によるイノベーション)の重要な風向計であり、また経済の持続的成長にミクロ的基礎をしっかりと築いている。

データーによると、第1四半期~第3四半期に中国全土で新規登録された市場主体は同期比16.7%増の1414.6万で、一日平均5.18万が新設された。特に第3四半期は新たな成長ピークとなっており、第1、2、3四半期の新規登録の市場主体はそれぞれ同期比19.5%増の359.8万、同期比9.2%増の527.2万及び同期比23.3%増の527.6万である。うち新規登録企業は同期比12.5%増の451万社で、一日平均1.65万社が新設され、急成長を維持した。自営業者は同期比19.5%増の941.8万人、農家専門協同組合は同期4.6%減の21.8万組合であった。

これと同時に、市場主体の商標ブランド意識が高まり続けている。第1四半期から第3四半期までの商標出願数は393.9万件、商標登録数は195.6万件で、それぞれ48.7%と23.4%アップした。9月末現在の全国の有効商標登録数は1413.9万件で、市場主体一万あたりの商標保有数は1494件である。

地域別では、東部地域が引き続き件数でリードし、東北地域は成長が加速している。第1四半期から第3四半期の東部、中部、西部、東北部の新規登録企業はそれぞれ255.9万社、85万社、86.4万社、23.7万社で、それぞれ同期比10.3%増、18.2%増、11.2%増、21.5%増である。うち、東北部は成長率が昨年の第4四半期から4四半期連続で全国をリードしており、投資・創業環境が改善されつつあることが示されている。