国家知識産権局の最新の統計データによると、中国は2017年上半期、専利権担保融資金額が92%増の318億元に達し、質権設定件数が同期増41%の1493点で大幅成長を見せた。データによると、今年上半期は遼寧、江蘇、山東、北京、天津が専利権担保融資金額ランキングで上位に入り、山東、陜西、安徽、江蘇、広東が専利権質権設定件数ランキングでトップ5となった。
関係責任者の話によると、国家知識産権局は次の段階で中国人民銀行、中国銀行業監督管理委員会などの関係機関と緊密に協力し、知財権担保融資の特徴に合致する評価メカニズムの構築を促進し、リスク許容度を適当に緩和し、知財権を担保とする貸付を拡大するよう商業銀行を誘導し、銀行などの金融機関による知財権担保融資業務の開発を支援するとともに、戦略的新興産業、サービス業、リハビリテーション医療産業及び留学帰国者に向けて、知財権担保融資サービスに対するサーポートを強化することによって、ハイエンド産業の発展と高知能な人材の創業・イノベーションをさらに応援していくだろう。