中国国家知識産権局が11月29日に定例記者会見を開き、知的財産権強国建設の加速について最新の進捗を紹介した。今年10月末時点で中国の特許の平均審査期間は15.6ヶ月に短縮された。国内の有効特許保有数は466万件に達し、うち企業の所有する特許は341万7000件で、有効特許全体の73.3%を占めた。

企業、大学、科学研究機関の特許の産業化率の向上が産業のモデル転換と高度化を力強く支えている。今年第1～3四半期に全国の大学と科学研究機関による特許の譲渡・実施許諾の登記数が同期比24.1%増加した。専利・商標の質権設定による融資の登録総額は同期比60%増の7922億3000万元、知的財産権使用料の輸出入総額は同期比7.2%増の3072億元といずれも過去最高を更新した。

外資企業が中国の知的財産権保護を高く評価している。今年1月から10月までの間に、外国出願人に対する特許の権利付与件数は同期比5.3%増の9万2000件、商標登録件数は同期比13.1%増の12万1000件であった。

（人民網から翻訳）