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中国税関総署 今年も知的財産権保護の強化を継続

時間:2023-08-04

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中国税関総署は6月13日、定例記者会見を開催して税関総署のビジネス環境の最適化に関する16条の実施状況を紹介した。同署総合業務司の呉海平司長は、今年税関は知的財産権の保護を引き続き強化していると述べた。

呉海平司長によると、ビジネス環境の最適化に関する16条のうち、知的財産権保護に関する措置は主に以下の三つである。

一、税関による知的財産権の税関保護の「龍騰キャンペーン2023」の継続的実施。毎年実施しているこのキャンペーン活動は今年で7回目となる。税関による独自ブランドの知的財産権保護の強化がその目的であり、中小企業の海外における権利保護のための指導と支援が今年の「龍騰キャンペーン」の重点である。

二、配送ルートをめぐる知的財産権保護のための「藍網キャンペーン2023」の実施。このキャンペーンはネットショッピングが好きな人々に密接に関係している。国際郵便、速達便及び越境電子商取引分野で多発する権利侵害を抑制するために、専門的なガバナンスを実施し、法執行チームを組んで「化整为零(パーツに分解して密輸)」や「蚂蚁搬家(頻繁に往来して密輸)」型の権利侵害行為の取締りを強化し、郵送物に係る権利侵害に対する取締りの効率と効果を向上させる。

三、越境電子商取引に取り組む企業を対象とする知的財産権政策の宣伝活動とリスク提示を強化し、企業がオリジナルブランドの育成を加速し、経営者としての遵法精神を向上させ、権利侵害リスクを防止、解消し、国際市場を拡大するよう奨励している。

また、税関による中小企業の知的財産権保護の強化に力を入れ、知的財産権保護のニーズのある中小企業が企業商標、コア特許などの税関保護を申請することを奨励し、企業が税関の知的財産権保護措置を活用して合法的な権益を維持するよう指導し、企業の知的財産権保護能力を向上させている。

(人民網から翻訳)