6月28日、中国国家発展・改革委員会の楊蔭凱事務次長が次のように紹介した。この10年の間に、中国の科学技術イノベーション事業は歴史的、全面的、構造的に重大変革を起こした。中国は世界イノベーション指数ランキングで10年前の34位から現在12位に順位を上げ、イノベーション型国家の仲間入りをした。この10年間に、中国は基礎研究と先端技術の開発を重要な位置に置き、上海光源などの40以上の重大科学技術インフラ施設を整備し、北京、上海、粤港澳（広東・香港・マカオ）大湾区（グレーターベイエリア）の国際科学技術イノベーションセンターや懐柔、張江、合肥、大湾区（グレーターベイエリア）の総合的国家科学技術センターを建設した。基礎研究経費は3倍引き上げられ、中国国内の特許、PCT国際出願数が世界一位になった。

この10年間に中国の先端技術産業の規模は一層拡大した。先端技術産業の営業収入は、2012年の9.95万億元から2021年の19.91万億元へと2倍に増えた。一定規模以上の工業付加価値に占める先端技術製造業の割合が2012年の9.4%から2021年の15.1%に増加し、一定規模以上の先端技術製造業の企業数は2012年の2.46万社から2021年の4.14万社に増加し、国際競争力を持ち業界をリードする数多くのイノベーション型企業が成長している。（中国知識産権網から翻訳）