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中国政府活動報告:知的財産権の保護と運用を強化

時間:2022-04-01

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3月5日午前、中国第13期全国人民代表大会第5回会議が開幕し、李克強総理が国務院を代表して政府活動報告を行った。

報告では、知的財産権の保護と運用の強化、集積回路などデジタル産業の育成と発展、無形文化遺産の保護と伝承の強化、北京冬季五輪のレガシーの効果的な活用などが指摘された。

国立ラボの建設を強化し、重大な科学技術プロジェクトの実施を推進する。中央財政の科学研究経費の管理を改革、改善し、間接費の割合を高め、科学研究の自主権を拡大する。研究開発費用の加算控除政策の実施を継続し、製造企業の研究開発費用の加算控除割合を100%に引き上げる。知的財産権の保護を強化する。重点産業の産業チェーンの補強・補完を展開する。伝統産業のデジタル化、インテリジェント化を加速させ、新興産業の良好な成長の勢いを維持する。

企業のイノベーションの奨励を強化する。イノベーション主体としての企業の位置づけを強化する。主要コア技術のブレイクスルーを継続して推進する。産学連携を深化させる。知的財産権の保護と運用を強化する。ベンチャーキャピタルの発展を促し、科学技術に関する金融商品やサービスを創造し、科学技術仲介サービスの専門レベルを向上させる。

インダストリアルインターネットの発展を加速させ、集積回路、人工知能などのデジタル産業を育成、発展させ、鍵となるソフトウェア・ハードウェアの技術革新と供給能力を向上させる。デジタル経済のガバナンスを完備化させ、データ要素の潜在力を解き放ち、経済をより活発化させ、人々の生活を充実させる。

文化財と古書の保護と活用、無形文化遺産の保護と伝承を強化する。北京冬季五輪のレガシーを効果的に活用する。人々の身近にスポーツ施設を建設し、健康な体つくりの日常化を促進する。(国家知識産権局から翻訳)