同基準の意見募集稿の改正内容は主に次の2つの方面からなっている。一、方式審査の一般的要求事項の明確化、登録、異議、審理、取消など商標の各業務の方式審査作業基準の詳細化を含む商標の方式審査と事務作業の審査基準を新規に追加した。商品・役務の区分、文字商標の検索要素の分類、図形商標の検索要素の分類及びその他の検索要素の分類などについて規定した。二、『「概要」の章、商標法第4条についての審査・審理基準の新規追加、商標法のほかの条項の適用基準の改正などを含む、商標の審査・審理の実体的な基準を改正、改善した。
今回の『商標審査・審理の基準』の改正作業は2020年7月に正式にスタートした。目的は商標法の改正、民法典の実施及び関係法律、法規の公布に適応し、商標審査・審理の基準とプロセスを規範化し、各段階の法律適用の統一と執行基準の一致を保障することにある。