国家林業局の発表によると、2016年末に中国の林業における発明専利保有数が15万件を上回った。
統計データによると、中国は林業関係の専利を合計28.3万件保有し、うち発明専利が15.2万件である。林業の科学研究所の専利所有数は4893件で、うち発明専利が3705件である。林業の高等教育機構の専利保有数は1.5万件で、うち発明専利が9297件である。
情報によると、国家林業局は林業に関する知財権宣伝ウェブサイトを開き、たくさんの文章や図表、写真を用いて林業知財権の成果や最新状況をアピールし、林業知財権の影響を一層拡大した。また中国林業知財権サイトと中国林業植物新品種保護サイトを管理・運営し、林業専利の動向・政策のオンライン分析システムを構築した。さらに林業専利、植物新品種権、林産物の地理的表示、林業知財権の動向など15の林業知財権に関する基本データベースを構築し、改善を行った。当該データベースに収集されているデータは累計66万点超で、林業に関する知財権情報の利用率とサービスレベルを向上させた。
「十三・五」期間における中国林業知財権事業の重点は、林業の核心技術に関する専利出願の促進や、林業関係専利の数と質の向上、林業核心技術に関わる専利群と重要分野におけるパテントプールの構築、専利の保護・運用レベルの向上である。