2017年3月1日より、国家知識産権局は「国際意匠分類表」11版(以下、「分類表」という)を正式に使用して意匠出願の分類を行っている。ただし、既に分類された案件に対しては遡及しない。
WIPOが2016年12月に初めてデジタル形式にてオンラインで分類表を発表した。従来のバージョンと比べ、新しい分類表は製品項目コードを改訂しており、製品項目間のクロス引用を取消し、6つのサブクラスと注釈、209の製品に修正を加えている。国家知識産権局は2007年から分類表の改正作業に積極的に参加し、合わせて36の改正案を提出したが、25項が採用されて新しい分類表に反映された。提案の数量と品質が大きく向上した。
「国際意匠分類表」は工業製品における意匠登録用の国際分類表であり、WIPOにより編集、発行される。近年、分類表は改正の頻度が加速する傾向を見せている。