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工商総局:昨年、独占禁止法の法執行を強化

時間:2016-04-19

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     先頃、国家工商行政管理総局は初めて『2015年消費者権益保護に関する全国工商部門の報告』(以下、『報告』という)を発表し、消費者の合法的権益の保護について全国工商・市場監督管理部門が実施した作業措置を系統的にまとめた。『報告』は「2015年、中国は引き続き重点分野における消費者権益保護作業を推進し、サービス分野における経営活動を積極的に規範化し、独占禁止と不正競争防止の法執行を強め、虚偽広告や違法広告に対する取締りを強化し、オンライン取引に対する監督管理を展開し、商標権侵害行為を摘発し、事中事後の監督管理を強化した。昨年は商標違法案件計3.07万件を摘発し、案件に関わる金額は合計5.01億元であった」と指摘した。

 『報告』によると、市場公平競争を擁護し、イノベーションを促し、経営者の知財権濫用による競争排除、制限行為を阻止し、消費者権益と公衆利益を守るため、昨年『知財権濫用による競争排除、制限行為の禁止に関する規定』が公布、実施された。