中国版権保護センターの主催で、「独創を尊重し、伝統を再造する」ことをテーマとするCPCC(中国版権保護センター)中国著作権サービス2016年会が2月24日に北京で行われた。
年会で「剣網」キャンペーンの話になると、閻暁宏氏(訳注:国家版権局副局長)は家宝を数えるように語った。2015年「剣網」キャンペーンで処理した行政案件は383件、うち刑事責任の追及へと司法機関に移送した案件は59件である。なお2015年「剣網」キャンペーンでは、113の不法サイトを閉鎖し、16の大手ネット音楽サービスプロバイダーから、著作権者に許可されていない音楽作品220万余の曲を削除した。これで、オンライン著作権について、動画サイトが規範化になったと共に、音楽サイトも規範化になりつつである。
また同氏は、ソフトウェアの純正化について、合同会議弁公室の指導の下で去年に抜取検査した結果、中央各部門の純正化率は94%を上回ったという。
情報によると、年会は、独創を尊重、激励、保護する面における著作権サービスの基礎的、系統的、支持的な役割を十分に発揮することを主旨とし、「著作権サービスと金融の接合」、「デザイン3.0時代における法制度に対する反省・革新シンポジューム」、「第六回DCI体系フォーラム」などを含めて複数のテーマ活動を行い、また、閉幕式で国家版権局は「2015年中国著作権10大事件」を発表する予定である。